フーチャ(潮吹き洞窟)

Fucha

 

 


沖永良部島北海岸特有の切り立った断崖絶壁と、無数の棘のような岩場が広がる。独特の荒涼感ある地形が特徴的。

フーチャとは『潮吹き上げ洞窟』を意味する島の呼び名で、海岸線付近の断崖には隆起サンゴ礁が荒波で浸食されてできた縦穴型の洞窟が口を広げている。
季節風や台風のときには20~70mも潮が吹き上がることもあり、洞窟を覗き込むと吸い込まれそうな深い青色の海が渦を巻く迫力ある光景に出会える。

また、フーチャ付近の海中にはアオウミガメが食用として好む海藻が多く生えており、陸上から間近に遊泳中のウミガメを観測できるスポットでもある。

奄美群島国立公園エリアにも指定されており、自然景観を守るため柵や手すりなどは設置されていない。歩きやすい靴で見学し、強風時には崖側には近寄り過ぎないよう注意したい。

沖永良部空港に近いため、空港発着時刻の前後などに観光予定を組むのがおすすめ。

基本情報

電話番号
住所〒891-9101 鹿児島県大島郡和泊町国頭(くにがみ)
営業時間
定休日年中無休
料金
アクセス沖永良部空港より車で約10分。
駐車場あり

地図